あけぼの保育園の給食

低農薬・無農薬有機野菜を中心とした野菜の利用、抗生物質を使用せず
飼料の安全性にもこだわった肉、その他国産品を中心とした添加物などを使用していない
自然で安全でおいしい食材を使うことをこころがけています。
これらの理由から園の食材はほとんどのものを生協からとっています。

手作り

昼食、おやつ、延長保育の補食・夕食、離乳食、アレルギー食すべて園内の調理室で手作りしています。

献立のなかで大切にしたいこと

日本の風土に合った、日本人の体にあった、昔からの味「和食」をこどもたちに伝えたいと考えています。

旬の新鮮な味を楽しむこと

日本には春夏秋冬があり、四季折々にいろいろな食材を楽しめます。
最近はいつでもいろいろな食材が店頭に並んでいるのが普通になっていますが、旬の食材はうまい!安い!栄養価が高い!とうたわれ、その季節に自然からとれた作物の味は格別です。

根菜類をできるだけ多く摂ること

大根、人参をはじめとする根っこの部分を食べる野菜は繊維質を多く含み、熱に強いビタミンを多く含みます。あけぼの保育園ではいろいろな調理方法で給食に根菜類が登場します。
ビタミン類は体の調子を整える大切な栄養素です。ヒトの体のなかでは作り出すことができませんので、食べ物から摂る必要があります。

海藻・小魚の多い給食

海藻・小魚には歯や骨を丈夫にするカルシウムをはじめとした多くのミネラルが含まれています。
ミネラルは体を作る主成分や体の作用の補助をする大切な成分です。
また、海藻や小魚は適度な歯ごたえがあるので、顎をきたえて脳の活性化につながります。

主菜は魚を中心とした献立

魚に含まれる油には体に良質な成分が多く含まれています。
そのほか、毎日食事の前に散歩に行きみんなで向かい合ってわきあいあいと給食を囲み、食事を楽しむことを大切に考えています。
食べる意欲やおいしいという味覚を育てる意味でも、食事に向かう姿勢や環境を大切に考えています。

離乳食

スプーンひとさじからの離乳食準備期から初期、中期、後期、完了期と時期だけではなくその子の発達にあわせた形態で、食べ具合を見ながら作っていきます。

アレルギー食

医師からの指示書のもとに、食べられる食材を利用して除去食・代替食を作ります。
食事の際は、調理室と担任で毎食確認し合ったり、食器やトレーを変えることで安全に提供できるようにしています。

行事食

ただいま、準備中です。

食器

重さやぬくもりが手になじみ、家庭的な雰囲気を出せるよう陶器の食器を利用してます。

給食室より

2025年度10月

食物繊維をとりましょう
秋に収穫される芋類・きのこ類・根菜類は、食物繊維が豊富です。
食物繊維とは、人の消化酵素では消化できない炭水化物のことです。腸内の環境を改善したり、生活習慣病の予防や便秘予防などが期待できます。おなかの健康を支える栄養素ですが、近年、日本人の食生活の欧米化によって、食物繊維の摂取量は低下しつつあるので意識してとるようにしましょう。

食物繊維の働き
水溶性食物繊維(熟した果物・わかめ海藻など)

・コレステロールの吸収抑制
・消化速度の抑制
・血糖値の上昇を抑える
・便秘の予防

不溶性食物繊維(きのこ類・豆類・野菜類・穀類)
・腹持ちをよくする
・腸のぜんどう運動の促進
・有害物質の排泄
・ 腸内環境を改善

あけぼのクッキング ~薩摩汁~

材料:4人分

大人2・こども2
鶏もも肉  150g
にんじん  1/3本
大根    2~3㎝
じゃがいも 1個
ごぼう   1/4本
ねぎ    1/4本
だし汁   5カップ
みそ    大さじ1 1/2

作り方

  • 鶏肉は1㎝角に切る。
  • ごぼうは小口の薄切り、じゃが芋は2cm角切りでそれぞれ水にさらしてあく抜きをする。
  • 大根,にんじんはいちょう切り、ねぎは小口切りにする。
  • 鍋にだし汁と鶏肉を入れて中火にかけ、煮立たったら弱火にしてあくをすくう。
  • ごぼう、大根、にんじん、じゃが芋を加えて柔らかくなるまで煮て、みそを溶き入れひと煮立ちしたら出来上がり。 

鹿児島県の郷土料理で鶏肉を使った具だくさん汁です。具だくさんにすることで、汁の塩分の過剰摂取を防ぐと同時に食物繊維がアップします。

2025年度9月

9月1日は「防災の日」です。あけぼの保育園でも、もしもの時に備えて緊急時の食品を用意しています。

備蓄している食品について

  1. こども換算1日目80人、2日目60人、3日目40人が三食食べられる量を最低限とし用意している
  2. 極力アレルギー28品目を使わない(誰でも安心して食べられるように)
  3. 開けただけでそのまま食べられるものをメインとする(ライフラインが止まっても食べられるように)
  4. 主菜、副菜のほかにメンタル面を考慮し、甘いお菓子や、温かく飲めるスープを用意
  5. スペースが許す限りの飲用水を常備

一年に一度「炊き出し」を実施し、職員の訓練と備蓄食品の更新を行っています。

今年は10月30日を予定しています。

あけぼのクッキング 
これから旬の秋野菜! ~さつまいものレーズン煮~

材料

こども2人・おとな2人分
・さつまいも 一本(200g)
・干しブドウ 12g
・食塩    少々(0.6g)
・砂糖    小さじ2 (6g)

作り方

  1. さつまいもの皮を剥き、一口大の大きさにする。
  2. 鍋にさつまいも、レーズン、調味料を合わせ芋にかぶるくらいの水で優しく煮る。
  3. いもにつまようじが軽く刺さるようになれば完成

☆干しブドウの変わりにプルーンを入れて煮ても美味しいです♪(プルーン4~5粒くらい)

2025年度8月

8月31日は「野菜の日」です。野菜には、最も栄養価が高くなる「旬」があります。旬を意識し、野菜のおいしさ、四季の変化を感じることで味覚や感性も育ちます。夏が旬の野菜は水分が多く、強い日差しや暑さから体を守ってくれる栄養素が豊富です。

トマト
マトの赤い色は抗酸化作用のあるリコピンの色です。夏の強い紫外線による皮膚ダメージを予防・軽減します。

きゅうり
95%が水分ですが、カリウムやビタミンCを含み、疲労回復が期待できます。生で歯ごたえを活かす食べ方のほか、炒め物にも向いています。

ピーマン
加熱しても壊れにくいビタミンCをたっぷり含んでいます。油で調理するとβカロテンの吸収が良くなります。

なす
紫色はナスニンの色です。トマトのリコピン同様、紫外線から肌を守ります。茄子は油との相性が良く、高温で調理することで色がきれいに仕上がるだけでなく、ナスニンの流出を防ぎます。

ゴーヤ
ゴーヤの苦味成分である「モモルデシン」には胃の機能を促進させる作用が、また「チャラン」には血糖低下作用があります。

オクラ
ネバネバ成分のペクチンが胃や腸の環境を整えてくれます。茹でる前に塩を振って板ずりすると、産毛がきれいに取れます。

モロヘイヤ
抗酸化ビタミンやカリウム、カルシウム、鉄、食物繊維を含みます。中でもカルシウムは緑黄色野菜の中でもトップクラスの含有量です。

あけぼのクッキング
~モロヘイヤのおかか和え~

【材料】  4~5人分
モロヘイヤ 1/2袋(約50g)
きゃべつ 小1/4個(約150g)
にんじん 小1/2本(約30g)
かつお節 適量
しょうゆ 小さじ1

【作り方】

  1. モロヘイヤは塩を入れたお湯でさっと湯がき、食べやすい大きさに切る。
  2. きゃべつ、にんじんも食べやすい大きさに切って湯がく。
  3. 野菜は冷まして水気を絞り、かつお節を混ぜてしょうゆで味をととのえて完成。

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