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各クラスの様子

ひよこ組 (0歳児) 9名

今月の保育のねらい

・シャワーや沐浴で汗を流し、気持ちよく過ごす。
・安心できる保育者に抱かれて一定量のミルクを飲んだり、介助してもらったり、自ら手で持って食べようとする。

〈テラスで遊ぶの楽しいね!〉

 ひよこ組のお部屋や保育者にすっかり慣れて、日に日に笑顔が増えているこどもたち。仰向けやお座りでおもちゃを手に持ってなめたり振って遊んだり、ずり這いやハイハイ、伝い歩きで移動する姿も見られるようになりました。ふれあい遊びやわらべうたを歌ってもらうとにっこり笑ったり、歌に合わせて一緒に握りおもちゃを振ったりして楽しい時間になっています。

 天気が良い日はテラスに出て、心地よい風を感じながら外気浴をしています。マットの上で遊んだり、転がるボールをハイハイで追いかけたり、柱越しに「いないいないばあ」をすることも楽しんでいます。最近は保育者がしゃぼん玉を吹くと、指でつつこうとしたり、追いかけたりする姿も見られます。暑くなってきたので外に出る時間を調整しながら、たくさんハイハイや伝い歩きをして身体を動かしたり、時には寝そべってリラックスしながら、テラスで遊ぶ時間も大切にしていきたいと思います。

りす組(1歳児) 15名

今月の保育のねらい

・水・砂や泥の感触を味わう。
・好きな遊びを見つけ、一人遊びをじっくり楽しむ。

〈お散歩楽しいね!〉

 天気の良い日は散歩に出掛けています。箱車に乗って車や飛行機、動植物などに遭遇すると指差し「おはな~」「ブーブー」と言葉で知らせてくれます。高月齢のこどもたちは保育者と手を繋いで散歩に行けるようになってきました。友だちと手を繋いで、嬉しそうに歩いています。手が離れると「あ!あ!」と声を出して手が離れてしまったことを知らせてくれています。

 公園では築山を登り降りし、保育者が「まて~」と追いかけると喜んでニコニコ逃げていくこどもたちです。時には保育者が木の陰に隠れて「あれ~いないよ~どこにいるかな~」と言ってみると、周りをキョロキョロと探し始め、見つけると「いた~」と笑顔で保育者の所に向かってきてくれます。鳩やアリなどにも興味津々で、発見すると後を追いかけそばに近づいてそっと覗いたりしています。

 保育者が段差を見つけてジャンプすると、その姿を真似して「3、2、1ジャ~ンプ!」の掛け声に合わせて、段差をジャンプしているつもりで楽しんだり、タンポポの綿毛を見つけた時には「フ~」と綿毛を飛ばし、飛んでいくと「わ~!」と嬉しそうな表情を見せていました。公園で見つけた物があると「みて~」と見せに来てくれて、「〇〇あったね~」「○○さんにも見せてきてね~」と話すと見せに行き、言葉のやりとりも楽しいひと時です。低月齢のこどもたちも広い公園内を自分で歩く楽しさを実感しながら保育者との探索することに夢中です。

うさぎ組 (2歳児) 18名

今月の保育のねらい

・野菜に水をあげることを楽しみ、みんなで育てる。
・保育者や友だちと言葉のやり取りを楽しむ。

 

<自然だいすき!>

 いつも元気で活発なうさぎ組のこどもたちは、戸外や室内でもアンテナを張り巡らせて色々な事に興味津々です。

 特に今は野菜に興味を持っています。トマト、枝豆、ピーマンの苗植えをした時には、「これ何?」「ここ(根っこ)白いよ」と1つひとつのことに興味を持ちながら、自分たちで3種の土を混ぜ、苗植えをしました。ピーマンには「ピー太郎」と名付け、毎日「大きくなあれ」「美味しくなぁれ」と言いながら水やりをして愛でています。収穫した野菜は後日みんなで美味しく食べたいと思っているので、その日を楽しみにしながら大事に育てていきたいです。

 お散歩や園庭では、ダンゴムシやアゲハ蝶、様々な色や形の草花を発見します。「〇〇があった!」「お花きれいだね!」とこどもたち同士でやり取りする姿に日々癒されながらも、感性が豊かな様子を見て私たちも色々なことに気付かされます。

 これからもこどもたちと一緒に発見することを楽しみながら、自然に触れていきたいです。

ちゅうりっぷ組 (3歳児) 20名

今月の保育のねらい

・野菜の生長を観察し、実が成るのを楽しみにする。
・自分の好きな素材、玩具で楽しく遊ぶ。

<「まっててね」「じゅんばんね」>

 幼児クラスになって2ヶ月が経ちました。こどもたちはお兄さんお姉さんクラスになった自信に満ち溢れていますが、最初は乳児クラスとの違いに戸惑う姿もありました。例えば食事を食べ終わった時。乳児クラスでは食べ終わった子からパジャマに着替えていましたが、ちゅうりっぷ組がご飯を食べるのはホール。食べ終わったからといって一人でクラスに帰る訳にはいきません。「○ちゃんももうすぐ終わるから一緒に部屋に行こう。ちょっと待っててね」となります。何故待たないといけないのか、何をしていればいいのかわからないので、ふらーっと立ってぶらぶらしたり、いつの間にか部屋に戻っていたりしていましたが、最近は「まだまってるんだよね」と確認して、隣りの友だちとおしゃべりしながら、少しの時間待てるようになりました。

 ピアノが聞こえると一斉に飛び出していたリズムでは、座っている順番に走り始めていくよう伝えています。“順番に”がわからなかったこどもたちですが、「隣りの○くんの次ね」と教えると、「そういうことか」とだんだんわかってきました。これまで、“自分がやりたい”という気持ち中心で生活してきたこどもたちが、相手やまわりの様子を見て動けるようになってきたな、こうやって少しずつお兄さんお姉さんになっていくんだろうな、と感じた姿でした。

さくら組 (4歳児) 24名

今月の保育のねらい

・友だちと一緒に遊ぶなかで、自分の気持ちを伝えたり相手の思いに気づいたりする。
・色々な素材や自然物に興味をもつ。

<自分でできるようになってきたよ>

 給食の時、見本を見ながらこどもたちが一人ひとり、トングを使っておかずをとっています。トングを使えるうれしさや自分で選べる・決められる誇らしさもあります。最近はトングの使い方も上手になってきました。また見本を見て同じ量を取れる子もいれば、自分で判断し食べられる野菜のみを器用に取る子の姿もあります。

 また、おかわりの時、「(みんなに)聞いてください。○○をおかわりする人」と手を挙げてもらい人数を数えるというスタイルにしました。“言ってみたい”“人数を数えたい”とやりたい子が増えてきました。

 おかわりの人数を数えたり、食事の配膳をしたり、台拭きを出すなど、「お手伝い」への意欲もふくらんでいます。やってもらうだけでなく、“自分でやりたい”気持ちを生活の中で大切にしていきたいと思います。

もみじ組(5歳児) 24名

今月の保育のねらい

・身近な動植物(梅雨の自然・アオムシ・夏野菜 等)に興味関心をもち、好奇心をもってかかわる。
・お泊まり会に向け、計画(話し合い)や準備を協力して行う。

<お泊まり会がやりたい>

 4月末頃から、「お泊まり会やるの楽しみ!」と話す子があらわれはじめた もみじ組。「カレー作るんでしょ!」「花火やるんでしょ!」と話すので、どうしてそう思うのか尋ねてみたところ、「写真見た!」とのこと。兄姉が楽しんでいる写真をみて、期待していた子たちが多かったようです。そんな会話が増えるうち、はじめはお泊り会について知らなかった子たちも、「お泊まり会したい!」と保育者に伝えるようになっていきました。しかし、あけぼの保育園のお泊まり会に“いつもこれをやる”という決まりはありません。みんなでつくりあげていく行事となるので、遊びの内容もクラスで話し合いをする中で決めていくことになります。

 5月末に、第4回もみじ会議と称して、お泊まり会の話し合いをしました。まずは〈保育園に泊まって、何がしたいか?〉という話から。「花火やりたい!」「お化け屋敷やりたい」と、やりたいことが溢れ出る こどもたち。「(誰にも知らせずに泊まっていたら)『もみじさん何してるの!』ってびっくりされちゃう」「(お風呂など全てを、もみじ組の力だけでは)できないよね…」ということにも気づくことができました。今後の話し合いの中で、1日の流れ・ご飯の内容・一緒に参加してもらう職員・遊びの内容…など、会の中身を考えていきます。日が近づくと「やっぱりお家がいいかも…」と不安をこぼす日もあるかもしれません。気持ちを受けとめつつ、優しく励ましていただければと思います。

 友だちと協力して楽しく活動する中で お泊まり会 をつくりあげ、達成感や自信にあふれた7月13日の朝を迎えられますように。

年間行事

*毎月の行事:0歳児検診・全園児身体測定・避難訓練・お誕生日会・もみじ組 誕生日お茶会

今月の様子

過去の『今月の様子』はこちら >>

4月~8月

子どもの行事 保護者の行事 健康管理・その他
  • 新入園児健診
  • 春の全園児健診
  • 保育園体験
  • 歯科検診
  • 親の体験学習
  • 子育て講座(1)

9月~12月

子どもの行事 保護者の行事 健康管理その他
  • 防災訓練(引渡し訓練)
  • 保育園体験
  • 秋の全園児健診
  • 歯科検診
  • 子育て講座(2)

1月~3月

子どもの行事 保護者の行事 健康管理・その他
  • 新年お楽しみ会
  • こま大会
  • 豆まき
  • 5歳児遠足
  • 卒園式
  • 3~5歳児クラス移動
  • 0~2歳児クラス移動
  • もみじさんを送る会
  • 成長を祝う会
  • クラス別保護者会
  • 卒園式
  • 保育園体験
  • 新入園児面接