・保育者とのふれあい遊びを楽しみ、心地良さを感じる。
<保育者とのふれあい遊びの中で>
だんだんと汗ばむ陽気となり、あっという間に6月になりました。ひよこぐみのこどもたちはすっかり保育園生活にも慣れ、登園時には保育者の姿を見てにこっと笑顔を見せてくれるようになりました。「あ、あ」と声を出して保育者に訴えたり、保育者が名前を呼ぶと嬉しそうにハイハイや歩いて側に来てくれたり、手足をバタバタさせて喜んでいます。
先日、ある保育者が「~ちゃんのあたまにちょんちょりんがのってる」と歌いながらおてだまをこどもの頭に乗せると、他のこどもたちも保育者のところに集まってきて“何やっているのだろう”とじっと見ていたり、嬉しそうに笑って真似をしようとしていました。
わらべうたのメロディーやふれあい遊びはコミュニケーションをとるためのツールだと思います。歌やふれあい遊びを通して心地良さを感じ、一人ひとりとのコミュニケーションを大切にし、私達もさまざまな歌や遊びでこどもたちと楽しく過ごしていきたいと思います。・好きな遊びを十分に楽しみながら、保育者や友だちと一緒に過ごす。
・ままごとなどの見立て遊びを楽しむ。
<見立て遊び>
新年度生活スタートから3か月。環境の変化や連休を経て、園生活のリズムにもすっかり慣れてきたように感じます。それぞれが好きなおもちゃを見つけて遊ぶようになり、最近ではままごとをして遊ぶ姿が見られます。お皿にチェーリングを乗せて、食べる真似をして「おいしいね」と言うと、ニコニコ嬉しそうにし、その後もたくさん作って持ってきてくれるこどもたちです。より遊びの幅が広がるよう、お手玉やフェルトなど様々な材料を準備して、「おいしいね」や「ちょうだいな」などのやり取りを保育者や友だちと一緒に楽しめるようにしていきたいと思います。これから、こどもたちがどんな遊びを発展させていき、どんな姿に成長していくのか楽しみですね。
・友だちと一緒に遊ぶなかで、興味・関心を共有する楽しさを知る。
・衣服や靴の着脱など保育者に手伝ってもらいながら自分でやってみようとする。
<見立て遊びを楽しんでいます>
室内遊びの中でも特に人気なのはウレタン積み木です。身体を動かすことが大好きなこども達にとって、ダイナミックに遊べるウレタン積み木は魅力的な様です。
保育士がウレタン積み木でお家を作ると、「ピンポーン」「おじゃましまーす」と次々やってきます。時には、「オオカミだぞ~」「オバケだぞ~」と少しだけ怖いお客さんもやってきますが、「きゃ~」「怖いよ~」と嬉々としてやりとりを楽しんでいるこども達です。
三角形のウレタン積み木を使ってシーソーを作り、「○○ちゃん一緒に乗ろう」と友だちを誘いながら一緒に遊ぶ様子もあります。
物を何かにみたてたり自分が何かに(誰かに)なったつもりになって遊ぶことでイメージ豊かにあそびがどんどん広がっていきます。
・日常の経験をごっこ遊びに取り入れて遊ぶ。
・ごはんやおかずを自分で運ぶ。
<みんなで遊ぶ楽しさ>
最近は、経験した日常の生活が遊びの中で出てくるようになりました。こども同士の面白い会話が聞こえてきたので紹介したいと思います。
会話①「ピーンポーン、お届けです。アイス(カラーコーン)です」
「おかあさーん、アイスが来たわよ」
「え、アイスさっき食べたばっかりなのよ~、食べすぎになるわ」
会話②「電車でーす。誰か乗りませんか?」
「乗る乗る!中野駅まで行ってください」
「わたしは薬師公園駅でいいですから」
「ドアが閉まります。危ないですから黄色い線の内側までお下がりください。また、駆け込み乗車はお止めください。プシュ~」
お母さんや車掌さんなど“自分以外の人”になりきったり、つもりや見立てをさらに発展させ、友だちと経験やイメージを共有したりしながら、ごっこ遊びを楽しんでいます。こどもたちのやり取りを聞いていると「よく見ているなぁ」と感心することばかりです。“みんなで遊ぶ楽しさ”をたくさん感じていく中で、友だちへの理解が深まり、お互いに認め合う関係を育てていけたらいいなぁと思っています。
・枝豆の生長に興味を持ち、意欲的に世話をする。
・ハサミや糊を使って制作を楽しむ。(たなばたかざり)
<雑巾がけ>
4月より9:30頃から廊下の雑巾がけをしています。初めのころは、「疲れる~。膝がいたい」という声を聞くことが多かったのですが、「お尻をあげて膝をあげて高這いのようにすすむ」ことを見本を見せながら教えると、「むずかしい」「思うように前にすすまない!!」と怒る姿もありましたが、毎日毎日やることで、コツをつかみ、”すいすい~”と雑巾をかけられるようになってきています。雑巾がけは楽しく積極的にできているのですが、雑巾絞りにはまだまだ苦戦しています。絞るために縦に握り脇をしめて手首を内側に絞り込むと無理なく力が入ってきっちりと絞れるようになるのですが、どうしても上から握って手首の回転のみで絞ろうとするので力が入らず・・でもしぼりたい!!自分でやりたい!!と何度も挑戦して頑張っている子もいます。中には、絞るのは面倒で、バケツに雑巾を入れて絞りもせずに、「仕上げしてください」と大人に任せっきりの子もいます。もみじ組になるころには自分で絞れるようになればいいな~と願いながら日々続けているところです。
・友だちと関わりながら、互いの思いや考えを出し合う。
・共通の目的に向かって一緒にやろうという気持ちを持つ。
<みんなで決めた野菜の苗>
苗植えの話をする季節となり、集まりでこどもたちと話し合いました。すると「やりたい」と声があがりました。そして、一人ひとり育ててみたいものを言ってもらいました。
いちご、にんじん、きゅうり、トマト、さくらんぼ、うめぼし、えだまめ、ぶどう、ズッキーニ、とうもろこし、なすが出ました。いまから育てられるかどうかを、野菜果物の本で調べてみると1番やりたい『いちご』は3月に植えると書いてあったのと、園芸店にもないことが分かりいちごとズッキーニは断念。
「トマトが出来たら何してたべる?」と聞くと「ピザ!」「ピザ好き!」「おいしいよね~」など「トマトができるのが楽しみ!!」と言う声がありました。他の野菜もどうやって食べたいか出し合うと、きゅうりはサラダ、とうもろこしは焼く、スープ。にんじんはカレー、ケーキ。えだまめはご飯。なすは味噌汁といろいろ出ました。「食べられない…」と言うとも達がいると、「おいしいよ」「食べてみなよ~」とみんなに勧められ、うなずく場面もありました。
苗植え当日は、腐葉土や“ふかふかになり元気になる黒い土”を混ぜ、他のクラスの分もみんなで土作りをしました。これから、実がなっていく過程を本で調べたりしながら子どもたちと世話をしていきたいと思います。
*毎月の行事:0歳児検診・全園児身体測定・避難訓練・お誕生日会・もみじ組 誕生日お茶会
子どもの行事 | 保護者の行事 | 健康管理・その他 |
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