・手伝ってもらいながら衣服の着脱を自分でやってみようとする。
・保育者と一緒にやりとりをして遊ぶことを楽しむ。
<やった~できた>
4月に入園してからあっという間に1年が経とうとしています。まだ歩けなかったり、つかまり立ちや伝い歩きをしていたこどもたちも、今ではどんどん歩いたり、走ったり、ハイハイ、膝歩きをして遊んだりしています。友だちとも言葉や身振り、しぐさで思いを伝えようとしたり、身の回りのことも“自分でやってみたい”という気持ちが芽生えてきました。
毎日の生活で衣服の着脱や靴の脱ぎ履きを保育者と行ううちに、保育者の声掛けのもとズボンや靴に足を入れたり脱ごうとしてみたり、できない時は声を出して主張するようになってきました。「ここに足を入れてごらん」「○○してみよう」などと仕方を伝え、こどもたちのやってみたいという気持ちを受け止めながら援助しています。まだ月齢の低い子たちも保育者と一緒に衣服に手を通してみたり、散歩から帰ると、自分で帽子を取ろうとする姿もあります。
1年を振り返るとこどもたちの成長は早く、出来ることが増えていき驚きと発見の1年でした。これからもひとつずつ丁寧に一緒に行い、こどもたちが「じぶんでやってみたい」と意欲が持てるよう意識しながらこどもたちと関わっていきたいです。
・新しい部屋で遊び、少しずつ環境に慣れる。
・保育者に見守られながら、簡単な身の回りのことを自分で行おうとする。
<もうすぐうさぎ組>
去年の春頃から今のこどもたちの姿を振り返ると、本当に心身ともに大きく成長したと感じます。出来ることも増えて今では、いろんな遊びにも“なになに?!やってみる”と挑戦しようとする姿も見られます。
進級に向けて、少しずつ、新しい環境に慣れるよううさぎ組の部屋で遊ぶようにしています。普段入らないうさぎ組の部屋に最初はドキドキしていましたが、珍しいおもちゃがあることに気が付くとそのおもちゃに一直線!たくさんのウレタン積み木、キッチン、パズルなどを見て「みて、○○があるよ」「これなに?」と全てに興味津々で、保育者や友だちと夢中で遊んでいます。こどもたちにとって、部屋などの環境が変わるということはとても大きいことです。こどもたちが無理なく進級できるように丁寧に関わっていこうと思います。
・着脱や排泄など一人でできることが増えた喜びを自信に感じ、進級に向けて期待感が高まる。
・経験したことや興味のあることを遊びの中で表現し、イメージを共有し楽しむ。
<朝の集まり>
「そろそろ散歩に行こうよ」「片付けて挨拶するよ」という保育者の声掛けで片付け始めるこどもたち。秋頃から散歩前に朝の集まりをするようになりました。
友だちや大人の顔を見られるように座り 「おはようございます」と挨拶をしてから一人ずつ名前を呼び、お休みの友だちを確認していきます。その後はこどもたちにどこの公園に行きたいか聞いたり、保育者が「今日はこんなことをしたいんだけどどうかな?」と提案してみます。「二丁目公園がいい」など公園の場所を言うだけでなく「薬師公園でかくれんぼしたい」と明確に何をして遊びたいのか伝える子もいます。「雨だから散歩に行けないね」「もうすぐ雨が降りそうだからお部屋かな」など天気を見ながら考える様子も見られます。日々朝の集まりをすることで、自分の思い、やりたいことを言葉で伝えられるようになってきています。
朝の集まりで自分のやりたい遊びを考え日中の活動に期待を持ち、明るく一日のスタートを切れるような時間にすることを意識しています
・思ったこと、感じたこと、考えたことを話したり、相手の話を聞こうとする。
・進級することを保育者や友だちと一緒に喜び、期待を持つ。
<集まりでのお話>
ちゅうりっぷ組では集まりの中で、大切な話や週の予定を話しています。カレンダーにこどもたちが分かるよう、大事な予定はイラストやマークを描いています。「もう少しでクッキー作りだね」「楽しみだね」「次保育園に来る時に○○ちゃんのお誕生日だね」などと期待感や見通しをもって生活しています。そして午前中に何をして遊ぶのか、一人ひとり聞いたり、保育者も提案したりしながらみんなで話し合って決めています。たくさんのこどもたちがいるので、もちろん行きたい公園も意見が分かれるときもあります。そのような時には多数決で決めるのではなく、「○○公園はいやだ」という声や少数の意見も大切にしながら、どこであればみんなのしたい遊びができるのか、じっくり話し合います。こどもたちから「薬師公園だと滑り台もあるし、走るところもあるし、虫探しもできるんじゃない?」という提案や「じゃあ今日は薬師公園でもいいから今度平和の森公園に行こうね」と譲ってくれる声も出たりするようになってきました。自分の意見や考えを話したり、友だちや保育者が話している時にはしっかり聞くということを毎日積み重ねながら生活しています。これからもみんなで話し合うことを大切にしながら楽しい遊びをみんなで行っていきたいと思います。
・成長を認められながら、進級への期待感を持ってすごす。
・探索活動や会話を通して、身の回りの春らしさを味わい楽しむ。
<友だちを気にかける>
さくら組になり、もうすぐ1年が経とうとしています。日々友だちや保育者と関わりながら成長する中で、進級した頃は言葉にするのが難しかった様々な感情も、相手に伝えたり気持ちに折り合いをつけたりすることができるようになってきました。
特に近頃多くみられるのが、“友だちを励ましてあげる”という姿です。園庭で、鬼ごっこをしている時に、誰かが転んでしまうと、すぐに駆け寄って、「大丈夫?」と声をかけてくれたり、「〇〇さんに言ってくるね!」と大人に伝えてくれたり、「○○ちゃん転んじゃったからタッチしないでー!」と鬼ごっこを一緒にしている友だちに伝えたり…。周りの様子によく意識が向くようになってきた今のこどもたちならではの、素敵な姿です。生活や集団遊びの中では、「○○くんが△△って言ってた!」「〇〇ちゃんが□□をやってなかった!」という、きびしい報告や意見も聞かれますが、こういった面も成長していく過程の一部です。「じゃあ、どうしてほしかったのか伝えたほうがいいかもね?」等と、保育者は仲介者となって話をしています。
4月には憧れのもみじ組に進級します。「もみじさんになるから…」という言葉は前向きに遣い、期待感を持って3月をすごすことができるようにしていきたいですね。
・就学への期待をふくらませ、安定した気持ちで生活する。
・身近な人に感謝の気持ちをもって関わる。
<最後までたのしく!>
早いものでもみじ組最後の月になりました。
ランドセルが手元に届いた子も多く、小学校への期待が膨らんでいます。期待だけでなく、中にはちょっぴり不安を感じている子もいます。そんな中先月、令和小学校へ学校見学に行って来ました。授業の様子や図書室を見たり、卒園児や兄姉に会ったり、校内を見て周ることができたので、期待感に繋がる良い機会になりました。
今年はさまざまな行事ができるようになり、こどもたちと話し合う時間をたくさん設け、一人ひとりの思いを話したり、聞き合いました。特に運動会、成長を祝う会は、上手になりたいという思いから、諦めず友だちを誘いながらたくさん練習をしていました。本番では、緊張しながらも自分がやりたいことが発表でき、自信がついたと感じています。
保育園生活も最後。こどもたちとやりたいことをたくさん出し合い、最後まで楽しめるようにしていきたいです。
*毎月の行事:0歳児検診・全園児身体測定・避難訓練・お誕生日会・もみじ組 誕生日お茶会
2022年度 | ||
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