・歩行をしていく中で探索遊びを楽しむ。
・布団に入り、見守られながら入眠する。
<まねっこ まねっこ>
絵本を読んでもらうことが大好きなひよこ組のこどもたち。
お気に入りの絵本を繰り返し読んでもらっているうちに、言葉を真似るようになってきました。『ぽんちんぱん』(福音館書店)を読んでいると、「ぱーん!!」と言葉の最後を声に出したり、『ちゃぷちゃぷぷーん』(福音館書店)ではうさぎが飛び跳ねる描写の部分を「ぴょーん」と声に出して、実際ジャンプしようとしたりしています。お友だちが楽しそうに声を出す姿を見て、“ぼくも、わたしも”と絵本に近づき、一緒に絵本や言葉を楽しむ姿もみられました。 食事の場面でも、「いただきます」を「ます!」、「ごちそうさまでした」を「した!」など、言葉を吸収して自ら発しようとしている姿があります。中には「おかーり!(おかわり)」や「もっかい!(もう1回)」と食器を指差しおかわりを要求することも。
大人とのやりとりだけでなく、こども同士でも言葉にならない言葉や喃語でやり取りをしようとしている姿もあり、こどもは大人の姿だけでなく、周りのお友だちから吸収していくこともあるのだろうと感じます。
これからも、こどもが感じたこと・伝えようとしていること等を受け止め、共感し、気持ちを通わせながら言葉にして伝えていければと思います。
・保育者や友だちと手を繋いで歩くことを楽しむ。
・保育者に仲立ちしてもらいながら、友だちと一緒に遊ぼうとする。
<歩くのって楽しいね!>
秋ごろから少しずつ箱車を使わずに、大人や友だちと手を繋いで歩く経験を重ねてきました。その経験や体力もついてきて、近場の散歩の時、大Gは友だちと手を繋いで歩き、小Gは箱車を1台にして友だちと交代で歩けるようになってきました。歩いている時は「赤い実あったねー」と発見を楽しんだり、道路を渡るときに「くるまきたー」と教えてくれたりしています。歩くことが楽しいようで1人が「歩くー」と言うと次々に歩きたがる姿が見られます。小Gでは「ブーブのる」と言って箱車に乗りたがることもあるので、その時の様子に合わせながら道中楽しんでいます。
また、歩くことだけでなく、成長とともに「○○君がいい」という思いも出てくるようになり、友だちと手が繋げず泣くことがあります。「○○ちゃんと繋ぎたかったね」「○○ちゃん他のお友だちと繋いでるから、帰るときに繋ごうか」と気持ちを受け止めたり、大人が提案したりしています。
時間がかかることもありますが、“お散歩に行きたい”と思えるような関わりや言葉がけを工夫しています。大人や友だちと一緒に、歌や会話を楽しみながら手を繋いで歩けるようにしていきたいと思います。
・身の回りの事を自分でできる嬉しさ、自信を味わう。
・冬の自然現象に興味を持ち、見たり触れて楽しむ。
<こんなことに挑戦しています!>
うさぎ組もあと3か月。こどもたちはお兄さんお姉さんの顔つきになってきたと感じています。また、「自分でやる」と言う言葉も頻繁に聞こえるようになり、『自分でやってみたい』という気持ちが強くなってきたようです。
そこでうさぎ組ではこんなことにチャレンジをしています!
☆食事ではスプーンの持ち方を三指持ちや下手持ちにしています。
三指持ちは鉛筆を持つように親指、人差し指、中指の三点でスプーンを持ちます。三指持ちが難しい子は、手の平を上にしてスプーンを握る下手持ちがしっかりできるようになってからチャレンジしてみましょう!
持ち方を変えることで、上手にすくえるようになり、自信がついてきた子もいます。
☆おやつ後の食器を自分で片付けています。
一枚ずつ両手で持ち、歩いて片付けに行きます。お皿を見て、前も見て、見る所がたくさんある中、しっかりと持って片付けている姿はお兄さんお姉さんの顔をしていて、とてもかっこ良いです!
☆着替えた後は自分で服を畳みます。
長袖とズボンの畳み方は違うので分からなくなってしまう子もいますが、保育者と一緒に畳むことで、少しずつ覚えてきました。できる子は「手と手が終わったらお腹をたたんで半分こ」と言いながら上手に畳んでいます。
ぜひお家でもチャレンジしてみて、こどもの自信に満ちた顔を見て、たくさん褒めてあげて下さいね!
・かごめかごめやだるまさんが転んだなどの集団遊びを通して、ルールを守りながらあそぶ楽しさを感じる。
・椅子にきちんと座って食べる。
<流行りのあそび>
正月あそびで行った“福笑い”の面白さに気付き、遊んでいます。
パーツを渡す係がこどもたちには大人気!「これは目だよ」と渡し、「おーなかなかいいね」なんて言葉が聞こえてきたり、笑うのをこらえきれず吹き出してしまったり…目隠しを外すと今まで静かにしていた子たちが「(見本と)同じ顔になってるね」「なんか眉毛が上だから怒っているみたい」と一斉に話し始めます。目隠しを取るまでは静かに見守る、触らないというルールを守って楽しく遊んでいます。
散歩に行くと「氷鬼をやりたい!」という子が増えてきました。最初にルールを確認してから始めていますが、「鬼にタッチされたら好きなポーズで固まるんだよね」「鬼じゃない人がタッチしたらまた逃げていいんだよね」と分かるようになってきました。今までは保育者が鬼をやっていましたが、最近はこどもも鬼をやっています。途中で分からなくなっている子もいますが、「今助けるから固まってて」「タッチしたから動いていいよ」と言葉をかけてあげる子も…。引き続き、ルールを守って遊ぶから楽しいと思えるような遊びを取り入れ、みんなで楽しんでいきたいと思います。
・友だちとイメージを共有して遊ぶ。
・冬の自然事象に興味をもち調べたり試したりする。
<お手伝いしたい>
昼食やおやつの準備のお手伝いを早く着替えたり、早く手を洗い終わったこどもたちにお願いしてやってもらっていましたが、「○○ちゃん(君)ばかりズルイ」「明日は○○もやりたい」という声が出始めたので、こどもたちと話し合いをすることにしました。話し始めは、「お手伝いはやりたくない」という子もいたのですが、“どんな手伝いをしたいのか”こどもたちから出た事を保育者が実際にやって見せながら話しを進めると「それやってみたい」と言う声が上がり、全員でやることになりました。
というお手伝いです。
次は順番決めです。各グループで順番を決めました。自分だけの思いで決めてしまう友だちに対して「ちがうよ!」「自分ばっかり決めないで!」と言っているグループもあり、それぞれの思いの違いを乗り越えながら自分たちで決めることができました。
その日のお手伝いが誰かわかるようにカードにひとりひとり自分の顔を描き、日めくりのようにすると「いいねー」「わかりやすい」と声が上がっていました。
1週間が経ち、手伝いをやってみてどう感じているのか聞いてみると「楽しい」「ちょっと難しいところ(アルコール拭きか布巾の用意どちらを先にするか)もあるけど楽しい」「難しいは~まだ1回しかやってないからね」なんて言っていました。早く慣れると良いなぁと思います。
・冬の自然現象に興味関心をもち、観察したり触ったりして遊ぶ。
・友だちの良いところに目を向ける。
<いいところ>
卒園まで残り2ヶ月。1月に入ってからは卒園制作、卒園文集の話し合いや制作を進めています。今年の卒園文集の個人ページには、将来の夢や好きな給食、保育園で楽しかったことなどの質問の他に、『友だちの声』というコーナーを載せることにしました。聴き取りをしていく中で、「服がかっこいい」「髪型がかわいい」などの“見た目の印象”を言ったり、「足が速くて、鬼をよけるのが上手」「コマを回す名人」などの“遊んでいた時に印象に残った出来事”言ったり、また、その子の“持ち味や頑張り”を言ってくれる子もいます。「お花に詳しい」「人に注意するときの言い方が優しい」「いつもみんなを笑わせてくれる」など、○○ちゃん(くん)といえばそうだよね!というものばかりです。
人のいいところを見つけるというのは、その人を認めるということだと思います。その言葉の裏には単に「すごい」と褒める気持ちばかりではなく、「あの子みたいに出来るようになりたいな」という憧れの気持ちや、「でもぼくは(わたしは)なかなかできない」と比べてしまう気持ちもあると思います。友だちを意識する中で、憧れたり、悔しがったり、負けないぞと奮闘したり…、多くの心の葛藤を経験し、そして乗り越え、大きく成長していってほしいとの願いをこめて、みんなの光るところをみんなで探しています。
*毎月の行事:0歳児検診・全園児身体測定・避難訓練・お誕生日会・もみじ組 誕生日お茶会
2023年度 | ||
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